民間JETアクロチーム

正直なところチームの存在を昨年アメリカに出かけるまで知らなかったが、昨年初めて見て以来このチームの
演技の素晴らしさが分かってきた。　
アメリカでは民間機として多数在籍する、Aero L-39ジェット練習機6機で編成された「PATRIOT JET TEAM」だ。
今年の彼らのスケジュールを見ると、カリフォルニア州内を中心に9ヵ所で15回の演技を披露する予定。
そして昨年も今年もだったが、MCAS Yumaの航空ショーで、ショーの最後を飾ったのはこのチームだった。

半数は軍のアクロチーム経験者だが、珍しく３番機のパイロットはエアラインパイロット出身者だとか。


軍と民間の出身が異なる混成チームだが、編隊の密集度は素晴らしいものがある。


軍のアクロチームと違って、グランドクルーは何となくアメリカンスタイル(?)の体型をしているところが面白い。
なおリーダー機は空軍戦闘機パイロットで、F-117などの操縦経験とThunderbirds５番機の経験もある。

こんな飛行機を民間で飛ばすのも凄いが、チームを組んで演技するところが航空先進国アメリカの凄さか。