フィリピン航空のYS-11

国産旅客機YS-11が製造された当時は名古屋空港が製造の拠点だった。そのため海外の航空会社のYS-11も
多数見ることができた。しかしながら残念なことに、名古屋の住人になったのは1973年。 YS-11の製造も終了し
海外向けYS-11を撮ることはできなかった。ところが数年後、大阪の住人になった頃、海外航空会社のYS-11を
何機か大阪国際空港(伊丹)で見ることができた。

当時、伊丹で見られた海外のYS-11は様々で、「出戻り」もあれば「輸出」もあったが、今日の機体は「整備」。
このフィリピン航空のYS-11-101(RP-C1414/製造番号2004)は、定期整備のために飛来したと思われる。
当時の撮影記録が発見できず、1978年の撮影までは判明したが、それ以上の詳しい月日は不明のまま。
なお、この機体をフィリピン航空が運航したのは、1974年12月から1984年7月までと資料にはある。