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Channel: ひこうき雲
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相次ぐ仲間の訃報

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今日は久しぶりで自衛隊基地に行ったが、残念ながら撮影目的ではなかった。 過去一緒に通っていた仲間の
訃報を伝えるためだった。 その場にいた全員が「信じられない」と言うほど、本当に突然の訃報だったと思う。
私自身もまったく信じられない思いが強い。奥沢勉さん、私と同世代のカメラマンで、特に陸上自衛隊の取材に
関しては、その人脈の多さは驚くほど豊富で、その人脈には何度もお世話になっている。
先日は現在進行中の撮影に関して中間報告をしたのだが、多少舌がもつれる感じが気になっていた。 まさか
これが最後の会話になるとは思ってもいなかった。 病気療養中とは聞いていたが、回復しなかったとは・・・。
「三沢の航空祭は無理だけど、岐阜の航空祭には行ってC-2を撮りたいな」、と言っていたが叶わなかった。
本当に残念でならないが、これも運命なら諦めざるを得ないのだろう。


もう一人、仲間が先月こちらも急に亡くなってしまった。 成田で仕事をしていたが、元々は名古屋に住んでいて
その当時から付き合いのあった脇田康広くん、こちらは私と比べるとかなり若い。
何回か一緒にイギリスに行って基地巡りをしたが、当時は運転免許のなかった私のドライバーを務めてくれた。
百里基地航空祭に行く前日、病気が進行しているとの連絡を受けたが、その日に他界したとは思わなかった。
航空祭会場で会った仲間と話して、危険な状態と聞いていたが、会場から出たところで逝去の連絡に驚いた。
その後、成田に行ったのは何度か紹介したが、仲間に彼の訃報を伝えに行った感じすらしている。

短期間に親しかった仲間二人の訃報に接して、かなり気落ちした感じはあるが、彼らが果たせなかった分まで
撮影を続けるのも、残された者の使命だと思っている。 ともかく健康に留意して、気分転換して頑張らねば。

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