MH920/うみねこ

昨日は来月中には海上保安庁に引き渡される、シコルスキーS-76D(JA920A/MH920/うみねこ)が本格的に動き
始めた。昨日はコンパススウィングと呼ばれる、マグネチックコンパスの補正検査だけで、フライトまでは確認して
いない。 この後は何回かの社内フライトを繰り返し、来月には海上保安庁による領収フライトが行なわれる。　
なお、このMH920は海上保安庁向け１１機のシコルスキーS-76D最終号機で、第二管区海上保安本部の巡視船
「ざおう」に搭載される。　早々と公募した愛称「うみねこ」を発表しているので、すでに愛称は記入されていた。


このシコルスキーS-76Dが配備されると、海上保安庁に残る最後のベル212(JA9930/MH930/しおかぜ)の運用も
終わるので、一抹の寂しさも感じてしまう。