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Channel: ひこうき雲
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那覇空港で撮ったロシアのヘリコプター

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今回は嘉手納基地で軍用機を撮る予定で沖縄に出かけた。 この時期の沖縄は南風の日が多くて、那覇空港は
滑走路18の運用になるので、今回は滑走路36の運用にならない限り、まったく行く予定はしてなかった。
しかし、妙なことから初日は朝から那覇空港で撮影をしていた。 

先週のことだがインターネットで、新潟空港にロシア国籍のミル17が飛来した画像を見た。 情報を調べると南に
向かっている様で、那覇空港を経由して台湾に向かうとのこと。 最初の予定では通過した後だが、九州地方が
天候不良のために、経由地の鹿児島空港に駐機しているらしい。 もしかすれば追いつくことができるか・・・・。

結果的には前日の夜、那覇空港に着いた時に機影はなく、翌日も九州地方の天気は悪かったが、もし鹿児島を
離陸すれば、午後の早い時間には着くことに賭けた。 那覇の滑走路は18運用だったので、遅くなるほど光線が
悪くなるので、14時をタイムリミットに設定しておいた。
そして炎天下で待つこと5時間、怪しげな無線交信の機体が、空港北西でホールドを指示され、機影も見える。
心配していたヘリパットではなく、滑走路への着陸を指示されたので、陽炎は気になったが撮ることができた。
イメージ 1

イメージ 2

この機体のマークに見覚えがあると思ったら、今日になってキリル文字を調べて判明した。 機体に記入された
文字は英語に直すと「ALROSA」、ダイヤモンド採掘などをしている会社で、この会社のTu-154Mが仙台空港に
飛来したことがある。 今回はインドネシアまで行った様だが、これ以上の情報は現時点では得ていない。
なお、この機体は海外の資料にMi-8AMT(RA-22489/製造番号00643083904U)とあるが、胴体には「Mi-17」と
記入されているので、ここでもミル17の名称を使用した。

何とか着陸を撮れたので、離陸するのを待つことなく、朝一番から予約していたレンタカー会社に迎えを頼んで
本来の目的地だった、嘉手納基地を目指すことになる。

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