ユマ航空ショー(奇抜な飛行)

いかにもアメリカの航空ショーだと思わせたのが、黄色い機体にカラフルな絵を描いた小型機のフライトだろう。　
機体は1942年に製造されたInterstate S-1A(NC37428)、機体に描かれているのはスポンサーの商品名だ。
確か三回飛んだと記憶しているが、いずれも我が国で実施したら、安全上問題だと言われるのは間違いない。

最初は本当のトラブルと思ったが、もちろん計算された演技のはずで、飛行中に右のエルロンが突然落下する。
さらに別の部品も落とすのだが、その後も平気で飛行を続けるので、これが演技の一つなのだと分かった。

二回目の飛行は普通に飛んでいるのかと思ったが、着陸したのは走っている車の屋根にある特設滑走路(?)。




そして三回目は高速シャッターで撮ったのではなく、完全にエンジンを停止してグライダーになって着陸。


安全面も十分に計算されているはずだが、普通では考えられない飛行の連続に驚くばかり。　飛行が終わると
スポンサーの商品が観客に配られた。　やはりアメリカの航空ショーは面白い展示が見られる。