ナイトフライト

先日の千歳は飛行訓練も通常パターンに戻り、二つの飛行隊共にナイトフライトも実施していた。日中「これが
北海道？」と思える気温だったが、さすがに日没も近い時間になると半袖ではいられない。

夕焼け空を背景に離陸滑走を始めた第203飛行隊のF-15J(52-8856)、この場所からだとアフターバーナーの
「炎」も良く写るのだが、新しい誘導路の工事が進んでいるので、周囲には様々な邪魔者が増えている。

何度かタッチアンドゴーを繰り返していた第203飛行隊のT-4(46-5716)、デジタル化で撮影可能な時間が長く
なって、感度を高くすれば日没後でも撮れてしまうが、さすがこの頃には「寒い」と感じる気温になる。

またイギリスの話題になるが、夏のヨーロッパは日没が遅いので、ある基地に夕方遅く行った時、エプロンに
何機も並んでいるので、当然フライトが終わっての整備中、と思ってホテルに帰ると、暗くなる22時過ぎから
飛び始め、静かになったのは日付が変わってから。　当然のこと翌日は朝から外柵に張り付いたが、さすが
朝から動きはなくて、本格的に飛び始めたのは昼頃だったか。　今年は夏の嘉手納も同様だったが、さすが
航空自衛隊と言うべきか、ナイトフライトの翌朝も普通どおりに飛んでいた。