November 2, 2016, 4:15 am
これまでも何回か平日の三沢に行ったが、アメリカ空軍のF-16とは相性が悪いのか、数多く撮った記憶がない。
ワールドワイドに活動している部隊なので、演習などで海外に展開していたり、昼間は飛ばなくて暗くなってから
飛んだりと、何となく数少ない撮影で終わったことが多かった。 しかし、今回は良く飛んでくれたと思っている。
とにかく一度に飛ぶ数が多かった。 2機ずつのフライトが多かったが、それでもアーミングエリアは満杯になる。
意外と少なかった4機のオーバーヘッドアプローチで、4番機の位置が微妙にズレているが許容範囲内か。
やはり地元の機体だけあって、小回りする旋回パターンで着陸するので、好みのアングルで撮るのは難しい。
リーダー機は「腹見せ」が多いので難しいが、2番機以降は少し遠回りになるので、上手く撮れることもある。
編隊着陸はストレートインなので、さすがに外れることはないので嬉しいが、残念ながら編隊着陸は少ない。
午後も遅い時間になると陽炎もなくなるので、送迎デッキから撮った写真も意外と良い感じになる。
今年は嘉手納でも三沢のF-16を撮っているので、まだシリアルナンバーを細かく整理していないが、所属する
機体の大半は撮ったと思っている。
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November 3, 2016, 3:15 am
これまで三沢まで撮影に行っても、F-16以上に相性が悪かったのはEF-18Gだろう。 とにかく展開している数が
少ないこともあって、自慢ではないが航空祭で展示された姿以外、動いてる姿を撮ったことが一回もない。
ところが今回は撮ることができたのは嬉しいが、「夜行性」のミッションをしていたのか、姿を現すのが太陽が沈む時間に近くなってからなので、結局は飛んでいる姿を撮ることはできなかった。
しかし、飛んでいる姿こそ撮れなかったが、動いてる姿を撮れたのだけでも大きな収穫だと思っている。
先月から三沢に展開しているVAQ-135「World Famous Black Ravens」のEF-18G。
木曜日はタイミング良く民間機の出発と重なって、境にある柵が開いていたが、この時間帯は光線状態が悪い。
なまじ晴れて太陽光が出るよりも、曇ってくれた方が嬉しい気がする。
改めて驚いたが、F-18のアフターバーナーはすごい。 遠いので小さな被写体も、このアフターバーナーの炎を
加えると、何とか写真として見ることができるのは儲けものか。
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November 4, 2016, 4:50 am
縁がない飛行機なら、E-767も本当に撮る機会に恵まれない。 これまで撮ったのは二回だけだと思うが、ともに
満足できる写真ではなかった。 今回の三沢では初めてE-767の着陸を撮れたのは収穫の一つだ。
さすがに航続距離が長いだけあって、二回のタッチアンドゴー後は着陸せずに帰ってしまった。
この写真、胴体の中央付近に鳥が見えるが、本物の鳥が偶然に写っただけで、マークではないので念のため。
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November 5, 2016, 5:10 am
今回は三沢で予想もしていなかった、KC-135を撮ることができたのは嬉しい。 どうもアラスカでの演習から戻る
F-15の空中給油支援に当たっていたらしいが、もちろん軍用機なので任務の詳細な内容などは不明だ。
夏に出かけた嘉手納でも、KC-135は様々な部隊の機体を撮ったが、今回も初めて撮る部隊の所属機もあった。
NEBRASKA州空軍155ARWに所属するKC-135R(63-8018)、この部隊の所属機は初めて撮ったと思っている。
尾翼に「FIRST IN FLIGHT」の文字が入った、Seymour Johnson AFBの916ARWに所属するKC-135R(62-3542)。
KC-135A当時から40年以上も付き合っているので、これまで撮ったKC-135Rを詳しく調べると、エンジン換装前の
姿もある可能性は高いが、なかなかモノクロ当時の写真を整理する時間がない。
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November 6, 2016, 2:00 am
三沢は本当に撮りにくい飛行場だ。 まともにタキシングは撮れないし、簡単そうに思える着陸も、滑走路端から
距離が遠く、オーバーヘッドアプローチでは「腹」を撮るだけ、あるいはカメラを構えることすらしない機体もある。
ただ、これは本当に大きな賭けで、下手するとこれまた「腹」、あるいはまったく撮れない危険性もあるが、旋回を
内側から撮る博打性の高い撮影、今回は三沢で久々に挑戦してみたが・・・・。
こんな博打性の高い撮影を思い立った時間は遅く、撮影ポイントを探して右往左往する頃は、すでに飛んでいる
機体も少なくなって、F-16の2機編隊が戻って来ただけだった。 その編隊長機だが右主翼上面が気になる。
もうファイナルに近い場所は逆光になるが、画像処理ソフトでシャドウなど調整すれば何とかなる。 少し処理の
仕方を工夫すれば満足できる写真になるだろうか?
本当はタイフーンの同じアングルを撮りたかったのだが、そこまで冒険する勇気がなかったのが悔やまれる。
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November 7, 2016, 2:30 am
三沢には民間機も乗り入れているので、三沢空港とも言われているが、あくまでも正式な名称は三沢飛行場だ。
現在は羽田と伊丹、さらに丘珠を結ぶ三路線があって、羽田便に関してはお世話になった仲間も多いはず。
航空マニア的には丘珠から一日一回だけ飛んでいる、北海道エアシステムが運航するSAAB340が一番面白い。
航空祭の前後にも撮ることができたが、今回は三日間に三つの違うカラーリングの機体を撮ることができた。
初日(10月25日)はHACの「鶴丸」塗装機(JA02HC)。
二日目はHAC新塗装機(JA01HC)だったが、2機目が絶対にないのは確実なので、何回撮っても嬉しい被写体。
三日目は航空祭の時とは違って、「鶴丸」塗装の日本エアコミューター機(JA8594)で、JACの「鶴丸」は初撮影。
北海道エアシステムの運航便も、日本航空の便名で運航されるので、「North Air」のコールサインも聞けない?
先月29日からの運航なので、まだ実際には確認していないのだが・・・・。
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November 8, 2016, 2:00 am
三沢で撮った写真を掲載していたが、地元の仙台空港でも面白い飛行機を撮っていた。 先日、成田で仲間と
グローバルエクスプレスには面白いカラーリングが少ないね、などと話していた覚えがある。 しかし、この機体
何ともユニークなカラーリングの機体だ。 しかも全体に塗られた黒色が、見事なまでに磨きあげられている。
BD-700-1A10/Global 6000(N2020Q/製造番号9685)、データでは「9685 Trust」なる法人の所有になっていた。
聞くところによると、アメリカ国籍だが日本企業が実質的なオーナーとのこと。
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November 11, 2016, 2:40 am
一昨日から二日間ずっと羽田で撮影をしてきた。 今年は羽田に行く回数が増え、これで延べ6日は行ったので
関空に行った日数を上回った。 関空はB滑走路の使用頻度増加で、滑走路24でも撮り難くなった影響もある。
しかし、どうせ羽田に行くなら特別機と絡めた方が面白い。 前回ブラジル大統領特別機に「夜逃げ」されたので
今回ターゲットにしたのは、6日に来日したカザフスタン共和国ナザルバエフ大統領の特別機だ。
残念ながら随行機には逃げられたが、特別機A330-243(UP-A3001/製造番号863)は無事に撮ることができた。
しかし、絶妙なタイミングで出発機があって、エンジン排気の影響を受けたか、タキシングは目を凝らすと微妙に
歪みが見受けられるショットもある。
離陸は目的地が広島だけに、思った以上に早い離陸だったが、陽炎やエンジン排気の影響は受けなかった。
天気予報どおりには事が運ばず、都心までは良く晴れていたのだが、あと一歩のところで曇り空ながらも、珍しい
特別機を撮れたのは嬉しい。
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November 12, 2016, 2:00 am
最近は羽田に行くと、国際線ターミナルから撮ることが多くなったが、数年前と比べて昼間の時間帯も、国際線の
発着が本当に増えたと思う。 そして各航空会社共に、成田から羽田にシフトする傾向が見受けられる。
ルフトハンザ航空も羽田はフランクフルトとミュンヘン2路線、成田はフランクフルトだけ1路線と、「成田離れ」が
明瞭になった航空会社の一つ。
そして羽田にはミュンヘン路線があるために、ブンデスリーガーの一つ、FCバイエルン・ミュンヘンの特別塗装機
A340-642(D-AIHK)を撮ることができた。
右側に描いてある選手のアップで、5人の顔が描いてあるが、この分野は興味がないので、どれが誰やら?
左側は同じ人数の選手が描いてあるが、もちろんメンバーは右側と違っている。
このアングルから見ると、本当にA340-600の胴体は細長いと改めて思う。
しかし、人の顔を描いた特別塗装機は珍しいだけで、残念ながら面白味は感じられない。
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November 13, 2016, 2:30 am
昨日の記事にしたA340-600は、あまりにも胴体が細長いので、何となく好きになれない。 しかし、同じく胴体が
長くなった機種でも、ボーイング747-8の方は「太目」で長いためか、まだまだ許せる範囲内にある。
一時は大韓航空も成田に747-8を投入していたが、現在は日本に旅客型を運航しているのはルフトハンザ航空
だけとなってしまった。 旅客便から「ジャンボ」が次々と姿を消しているが、羽田に来ているルフトハンザ航空に
関して当分の間は「安泰」だと思っている。
成田では貨物便を含めて意外と数多く見ることができる「ジャンボ」も、羽田ではいつの間にかルフトハンザ航空
だけになってしまった。 もし運が良ければ航空自衛隊が運航する、政府専用機も見ることはできるが・・・。
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November 14, 2016, 2:00 am
羽田に行く楽しみの一つに、発着枠が増えたビジネス機を撮ることがある。 写真を撮り始めた当初から興味が
ある被写体なので、羽田に行ってもビジネス機を撮りやすい、国際線ターミナルにいる時間が増えてしまった。
そんな理由から今回の遠征でも、カザフスタン政府特別機を撮るため、第2ターミナルには3時間ほど行ったが
それ以外は国際線ターミナルで撮っていた時間が長かった。 そんな国際線ターミナルから撮ったビジネス機の
一部を機種別に紹介してみたい。
最近は各国のビジネス機が姿を見せるが、こちらはベルギー国籍のFalcon 7X(OO-IDY/製造番号120)。
やはり多いのが中国からのビジネス機で、中国チャーター運航会社のFalcon 7X(B-8202/製造番号159)。
余談だが国際線ターミナルビル前のこのスポット、使用料金は税別で一回あたり26万円らしい。
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November 15, 2016, 2:30 am
最近は羽田でグローバル・エクスプレスを見る回数が増えた。 今回も何機か撮ることができたが、撮影条件が
比較的良かった2機を掲載した。
ボンバルディア社のビジネス機だけ運航する、Vista Jetのグローバル・エクスプレス(9H-VJS/製造番号9711)。
銀色に赤いラインのカラーリングだが、やはり光線状態の良いときに撮ると、機体の映え具合も違ってくる。
インド国籍のグローバル・エクスプレス(VT-SDK/製造番号9228)だが、久々でインド国籍のBIZ-JETを撮った。
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November 16, 2016, 2:00 am
先日は羽田にハワイアン航空の特別塗装機、A330-243(N392HA)が姿を見せたのだが、日没後の到着に加えて
駐機スポットの場所も悪く、まともな写真を撮るのは難しい条件。 しかし、それでも何とか頑張ってタキシングを
撮ってみた。 カメラのスペック上最大感度に設定して撮影し、画像処理ソフトでノイズを少なくして、とりあえずは
記録だけは残すことだけできた。 それでもまだ満足できるレベルには達していないので、これからも画像処理の
方法を工夫して、もっと良い写真にする余地は残っている。
このハワイアン航空の特別塗装機も、全部で3種類のデザインがあるそうで、早くも2機目がデビューしている。
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November 17, 2016, 2:00 am
ANAは8月に50機目の787を受領したが、今月も55機目(JA888A)を受領しているので、この50機目を記念する
マークも新鮮さが薄れた気もする。 しかし、通常の機体と少し違っただけで、撮影する立場からすると面白い
被写体であることだけは間違いない。
ANA50機目を記念するワンポイントマークを胴体に描いたボーイング787-9(JA882A)。 現時点の発注数から
ANAの100機目はないはずなので、受領機数を記念するマークも、これ一機で終わりだと思っているが・・・。
それにしてもANA国際線の使用機材も、787を使用する路線が以前よりも確実に増えた。
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November 18, 2016, 5:30 am
羽田は24時間運用の空港であり、国際線ターミナルも24時間オープンしている。 関空などと違って送迎デッキも
24時間オープンしているので、頑張れば深夜の発着便も撮影が可能だ。 それでも良い条件で撮ろうと思ったら
駐機するスポットも、送迎デッキに近い場所が望ましい。 残念ながら国際線ターミナルが増築されたので、増築
された側に入る会社は、高感度設定と流し撮りの術に頼ることになる。 以前からの国際線ターミナル部分を使う
会社は日系航空会社が多いが、暗闇の中で撮るのも雰囲気が違って面白い。
日本航空JAL99便、台北に向かうBoeing 767-346(JA654J)、撮影は18時頃だが周囲は完全に夜の気配になる。
全日空ANA971便、上海に向かうBoeing 787-8(JA832A)、羽田発着便は比較的近い目的地も787が多くなった。
新しく乗り入れた会社は深夜時間帯が多く、海南航空CHH7920便Boeing 737-84P(B-1795)も午前2時の出発。
この日は週二回だけと、運航回数が少ない奥凱航空を撮るつもりだったが、冬ダイヤから140番台のスポットを
使うようになったので、残念ながら望みは叶わなかった。
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November 19, 2016, 2:30 am
先日は羽田で夜を徹して撮影をしてしまった。 最近は東京都内のホテルが混んで、空港に近いホテルを確保
できなかったこともある。 結果的には夜通し撮影ができて、ホテル代が節約できたことになるのだが・・・・。
空港で夜明かししたので、きれいな朝焼けを見ることはできたが、これは天気が崩れる前兆とも言われ、結果は
そのとおりになったので、あまり喜んでばかりもいられない。
深夜に到着して、長時間ステイした後、午前6時前に台北に飛ぶAPJ1029便が朝焼けを背景にタキシーアウト。
深夜の出発便が終わると、しばし動きのない時間があって、午前5時を過ぎると到着便もある。 そして機体の
入れ替えなども始まり、この後はいつもの見慣れた空港の光景になる。
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November 20, 2016, 4:00 am
最近は遠出して撮った写真が続いたが、もちろん地元の仙台空港にも通っている。 今日も思った以上に雲が
多くて、一時は「フィールドIMC」状態にもなったが、それでも朝から撮影だけはしてきた。
そんな気象条件の一日だったが、今日はエバー航空定期便の使用機材がA330-300。 今月A330-200が2回
飛来しているが、A330-300は久々で明るい時間帯に姿を見せた。
よその空港では何度か撮っているが、やはり地元で撮ると嬉しい被写体になる。 A330-302(B-16336)
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November 21, 2016, 4:00 am
羽田で撮ったBIZ-JETの紹介が中途半端な状態になっていた。 BIZ-JETと言えばGulfstreamのシリーズだろう。
そのなかでも最近は見るチャンスが減ったが、Gulfstream4はバランスの良い外見なので一番好きなモデルだ。
先日は2機撮ることができたが、その一機は登録型式も最初のモデル「Gulfstream 検(N808T/製造番号1342)。
この機体は映画のキャンペーンで来日した、俳優のトム・クルーズが搭乗していたと言われている。
こちらは「Gulfstream G450」(N494EC/製造番号4226で、珍しく所有者はEASTMAN CHEMICALと会社名だった。
最近は銀行などの所有になっている機体が多く、実質的なオーナーは不明なケースが多いので珍しい。
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November 22, 2016, 4:00 am
今朝は地震のために起こされてしまった、とは言いながらも十数分後には起きるのだが・・・・。 そんな事情も
あって、今日の仙台空港は定期便には欠航が多かったが、報道機などが多数発着したので忙しかった様だ。
ところで以前から経営状態が危ない、と言われていたトランスアジア航空が、会社解散を決めたと報じられた。
仙台空港には先月から就航して、他社と比べると時間的に便利なので、利用してみたいと思っていた。
早割りなら片道18000円と、フルサービスにしては安いが、帰りは時間が早いので、タイガーエアーを利用する
そんな計画も白紙になってしまった。
昨日、予約サイトで「遊んで」みたら、まったく予約できなかったので、運休は一日だけで終わらないと思ったが
やはり懸念は当たった。
いつもは着陸や離陸を撮っていると、肝心なところで太陽が隠れるのだが、昨日は不思議なことに着陸も離陸
どちらも太陽が当たっていた。 それにしてもこれがトランスアジア航空を撮る最後になるとは思わなかった。
A320-233(B-22318)、奇しくも仙台空港定期便の一番機と、最終便が同じ機体だったのも何かの因縁なのか。
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November 23, 2016, 2:00 am
最近、一番多く見ることができるGulfstreamシリーズは「G5」だろうか。 とにかく羽田に行けば何機か撮ることが
できるのは嬉しい。
最近は少なくなった、このシリーズ最初のモデルGulfstream G-(N102DZ/製造番号555)、製造番号も5並び。
同じカラーリングの機体を何機も撮った覚えがある、NETJETSのGulfstream G-550(N531QS/製造番号5133)。
今回はシンプルなカラーリングの機体が多かったが、このシリーズにも何機かユニークなカラーリング機がある。
しかし、なかなか撮ることができない。
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