赤い☆の軍用機(MiG-25)

昨日のSu-24と同じ基地で撮れたのがMiG-25、オランダ人などからMiG-25は本国に帰還したと聞いていたので
姿を見ることはないと思っていたが、上空を飛ぶ垂直尾翼が二つある独特のスタイルを見て驚いた。

当時ドイツ国内に残っていたのは偵察タイプだけで、ここに掲載するため調べてみると何種類か存在している。
外見上の違いは機首の形状で、撮った時からずっと気になっていたが、30年近く経って少し疑問が解消した。

MiG-25RBS(51/02018205)

MiG-25RBV(57/02014146)

MiG-25RBK(60/02026695)、カメラを装備したタイプなので、機首にカメラ窓がある点が他とは違う。

上記の様に型式名なども記載したが通称のようで、キリル文字との関連もあるので参考程度に見て欲しい。
ロシア軍用機で難解なのは「赤の51」とか「白の08」とか、色と数字の組み合わせだけで区別する点だ。
しかしシリアルナンバーは存在するはずで、今回のMiG-25に関しては8桁の数字が判明している。
ドイツ国内に残ったロシア軍も、オープンハウスを実施した基地があるので、その時にでも調べたのだろう。
またロシア軍の規律も緩んだのか、通常の時でも煙草などと交換で、基地内で撮影させたとも聞いている。
いずれにせよ撮影当時は不明だったことが、何となく判明してきたのは嬉しいことだ。