先日もビジネス機が何機か駐機していたので、これは何とか撮りたいと思っていた。 しかし、強い北風の影響で
使用滑走路は06から変わらない。 そのためタキシングの撮影はあきらめ、離陸を撮るためバスで移動するので
バス停で待っていた。 しかし、体感する風向きが微妙だったので、念のため確認すると使用滑走路24だと。
そんな訳で到着したバスには乗らず、引き返してタキシングが撮れた、Global 6000(VP-CZJ/製造番号9705)。
「タックスヘイブン」の国として、先日までニュースで騒がれていた、カリブ海にあるケイマン諸島国籍の機体。
ケイマン諸島国籍のビジネス機は、まったく国の規模には見合わない、100機以上も登録されているのは驚く。
この機体も実質的なオーナーは近隣諸国の企業だと思われる。
翌日撮ったGulfstream G550(N550AU/製造番号5338)の方は、さらなる綱渡り的な撮影条件で撮ることができた。
風は西寄りになっているが、使用滑走路は依然として06から変わらない。 この日は他に撮りたい機体もあって
早々と離陸が撮れる撮影ポイントに移動した。 間もなく出発という、絶妙なタイミングの時に使用滑走路24。
急いでバス停まで移動して、乗ったバスが出発すると同時に「N550AU タキシーアウト」。 ほぼ同じ距離なので
間に合うかどうか微妙な状況だったが、幸いにも先行する出発機が多かったので、途中で数回ホールドさせられ
展望ホールに着いた時は余裕すらあった。 この機体もアメリカ国籍だが、近隣諸国の企業がオーナーか?
平日は20分間隔で運行されるバスが、関空では唯一の移動手段なので、いつも撮影には苦労させられる。