アメリカ撮影旅行９日目(3/21)

この日もリッジクレストの街からデスバレーを目指す。　前日の状況を考え、出発した時間は少しだけ遅かった。
少しは明るい景色の中を走るのだが、前日ほど青空の面積がない感じで、全般的に雲が多いのが気になる。
ともかく前日と少し違う場所でスタンバイするが、何となく空気が冷たくて、しかも肌寒い感じすらする。
夏には気温が50℃以上にもなる場所だが、この時期は少なくとも寒くはないものと思っていた。

寒さに耐えながら撮影ポイントで待っていると、この日のトップバッターは前日よりも早い10時前に姿を見せた。　
NAS LemooreをベースとするVFA-25のFA-18E編隊で、一瞬の間に谷を飛び抜けて姿を消した。

　
しばし静寂の時間が過ぎ、カリフォルニアANGのF-15が来たが、「根性なし」で谷まで入らずにブレーク。

また逆方向からのパスもしたが、これも高度が高かったので、期待ハズレのパスと言っても良い。

二日目の「目玉」は海兵隊機だが、海軍のVX-31に所属するAV-8Bか。　二回のパスを実施して飛び去った。
ハリアーは音も低いし、機体も小さいので、姿が見えた時は鳥かと思ったが、ここで撮れると思わなかった。

ハリアー最初のパスの後、再びVFA-25のFA-18E編隊が姿を見せ、アフターバーナーを使って急上昇する。

この後だったと思うが、予期しなかった雨の気配がするので、一時は車に避難したが、回復も早くミッション再開。
天候が回復してからFA-18とかEF-18、さらにカリフォルニアANGのF-15が飛来して、この日の撮影は終了した。
この日の宿は最初に予定していたローンパインで、リッジクレストに行く道より起伏が少なくて運転はしやすい。
17時過ぎ、フライトも終了かと思って帰ったが、車中からF-16の4機編隊が谷に向かうのを見たのは・・・・。