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Channel: ひこうき雲
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アメリカ撮影旅行11日目(3/23)

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4日間のレインボーキャニオンでの撮影も最終日、おそらく一番天気が良かった日だと思うが、この日も動きは
何となく鈍い感じなので、風景写真など撮って時間をつぶしていた。

しかし、この日のトップバッターは色が暗くて小さな飛行機、と思ったら意外にもF-35、それもオランダ空軍機だ。
エドワーズ空軍基地をベースに飛んでいるので、チャイナレークの航空ショーでも展示されていた。
もちろん一瞬の間に飛び去ったが、周囲にいた各国のマニアが同時にガッツポーズ。
聞くところアメリカ軍のF-22もF-35も、この谷を飛ぶことが許されず、オランダ空軍のみが許可されているとか。
全員が二回目のパスを期待したが、残念ながら一回だけで終了。
ところでF-35は私の嫌いな飛行機のトップだった。 先に行ったルークでも、ヨーロッパのマニア達と「F-35は恰好
悪いね」と話していたのだが、これだけF-35を見てしまうと考えも変わる。 今では好きな飛行機の一つだ(笑)。
ただし、後ろから見ると、やはり「恰好悪い」飛行機だとは思うが、免疫とは恐ろしい。
イメージ 1

イメージ 2

オランダ空軍F-35の余韻も残る頃、今度は見慣れない色のF-18が来た。 意外なアメリカ海軍アグレッサーの
VFC-12に所属するFA-18A編隊だ。 しかし、編隊間隔は短い、リーダー機を撮っていると、すぐ後ろに2番機。
辛うじて2機共に撮ることはできたのだが、フレーミング外れのショットが多かったことに驚く。
マニア一同で二回目のパスを期待したのだが、これも期待に応えてはくれなかった。
イメージ 3

イメージ 4

短い空白時間があった後、チャイナレークのVX-9に所属するF-18の3機編隊が上空を通過した。
イメージ 5

通過したと思ったら急反転して、谷には入らずマニアを嘲笑う様に旋回、残りも逆光側をパスして飛び去った。
イメージ 6

この後も各部隊のF-18が何機か飛んで来た。そして間もなく帰る時間になった頃、驚いたがT-33が姿を見せた。
誰かが14時半頃に来ると言っていたが、予定の時間も過ぎていたので、もう来ないだろうと思っていたT-33だ。
二回アプローチしたが、その二回目の低かったこと、「絶対パイロットは海軍の出身だね」とか言っていたのだが、
後にパイロットと話すことがあり、彼に聞いたところ「軍で操縦経験はない、民間パイロットだ」、これには驚いた。
イメージ 7

イメージ 8

この日はスタートがF-35、そして最後がT-33とロッキードの新旧飛行機を撮って4日間の「谷」ミッションは終了。

そして同行の二人とは今夜の宿泊地で別れて、明日からは単独での撮影ミッションを続けることになる。

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